職場環境改善調査

QOL創研の職場環境改善調査

職場環境を改善し、従業員のストレスを緩和するには、いくつかのポイントがあります。

・適正な仕事量であり、仕事量に合わせた作業ペースの調整ができること

・従業員の勤務形態に配慮がなされていること

・役割や責任が明確であること

・将来や昇進・昇級の機会が明確であること

・職場で良い人間関係が保たれていること

・仕事の意義が明確であること

・やる気を刺激し、能力をフル活用できる環境であること

・意志決定への参加の機会があること

まずはこれらのポイントが実現されているか、従業員の立場から確認することが必要です。そのためには、以下のような調査を従業員へのアンケート形式で行うことをお勧めしています。

メンタルヘルス改善意識調査票<MIRROR>

メンタルヘルス改善意識調査票(MIRROR)は、職場環境をチェックするツールとして、産業医科大学高度研究班により開発されました。
MIRRORは、職場のメンタル改善を目的として開発された45項目の調査票です。
仕事の負荷や裁量性、支援、人間関係、組織機構、研修機会など、メンタルヘルスに関係した職場環境についての従業員の改善要望を拾い上げて部署ごとに集計し、改善実現性と改善要望率の高い項目順に表示して現場にフィードバックできる調査票です。

実現率ランキング

全45項目の内「実現できており、改善不要」な項目TOP10が表示されます。

要望率ランキング

全45項目の内、改善を望む割合の多い項目ワースト10が表示されます。

要望率が高く、ストレスの要因となりうる可能性の高い項目から改善に取り組み、働きやすい職場環境づくりに役立てます。

快適職場調査(ソフト面)

働く人々にとって職場が快適であるためには、作業環境、作業方法等のハード面の快適化が欠かせません。 しかし、近年の情報化社会の進展などによる職場環境の急速な変化を反映して、 職場の人間関係や仕事のやりがい等の職場環境のソフト面(心的・制度的側面)に関する様々な問題が生じています。このようなソフト面の課題を早期に発見し対応することにより、職場で働く人々はより快適に働くことができます。職場環境のソフト面の現状を的確に把握し、その上で問題点を発見し、具体的な職場全体の取り組みに役立てるため ソフト面のチェックのための調査票「快適職場調査票」が開発されました。

*管理職、一般従業員が同じ設問に回答し、それぞれの立場による「意識の違い」を分析します。

*各領域・総合計の平均値の「標準値」

一般職 2.5~3.5  /  管理職 2.8~3.8

一般職は3.0、管理職は3.3より高い場合は職場の快適感が高く、低い場合は快適感が低いとされています。